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尿中アルブミン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 尿中アルブミン
    3A015-0000-004-061
    蓄尿
    0.5
    U00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    2~5

    99
    ※1
    免疫比濁法

    TIA(Turbidimetric immnoassay)
    免疫比濁法
    抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,透過率を測定する方法。

    2~20(mg/day)

備考

&1

診療報酬

D001(09)
アルブミン定量(尿)
尿・糞便等検査判断料34点

  • 「トランスフェリン(尿)」、「アルブミン定量(尿)」及び「Ⅳ型コラーゲン(尿)」は、糖尿病又は糖尿病性早期腎症患者であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る。)に対して行った場合に、3月に1回に限り算定できる。なお、これらを同時に行った場合は、主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

糖尿病患者では,試験紙法による尿蛋白が陰性の病期であっても,すでに組織学的変化が始まっている。
この初期の病変(早期腎症)を診断する指標の一つとして尿中微量アルブミンが測定され,微量アルブミン尿を呈する症例の多くは後に持続性蛋白尿を呈し,糖尿病性腎症に移行することが明らかにされている。したがって,尿中アルブミンを測定し,早期糖尿病性腎症の有無を確認して,糖尿病患者を管理・治療することが重要である。
また,糸球体障害の指標であるので糸球体に組織変化をもたす腎疾患の原発性腎疾患でも有用である。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

腎症, 糖尿病性腎症

参考文献

測定法文献
舛方 栄二 :検査と技術 33(7):625~630,2005.
臨床意義文献
小田桐 玲子 他:日本臨床 48-増-449~455 1990

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