現在のラボ:愛知ラボ

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項目コード:026587
検査項目
JLAC10
原子吸光分析法
元素試料を化学炎中や加熱グラファイト管中などで元素の原子化を行い、この原子蒸気に元素固有の共鳴線をあてると原子蒸気中の原子の数に応じて吸収されることを利用して、吸光度から元素量を定量する方法。
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SZZ容器は凍結保存を避けてください。
コンタミネーション防止のため、シャントから滴下または真空採血してください。採血後は直ちに充分転倒混和し、遠心分離後そのまま冷蔵保存にてご提出ください。
D007(29)
アルミニウム(Al)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

血清分離剤 凝固促進剤入り (真空採血量3mL)
内容:トロンビン ヘパリン中和剤
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
血清Al濃度は腎不全、閉塞性黄疸、Al含有製剤服用者などで高値を示す。その機序は腎不全では排泄障害、閉塞性黄疸では肝細胞破壊による細胞中Alの放出、Al含有製剤では吸収促進とされる。
Alの蓄積は骨軟化症を生ずるばかりでなく、腎不全そのものによる貧血を増悪させる。また、多量のAlの脳内蓄積が精神神経障害(Al脳症)を生ずる。したがって、腎不全患者では血清Alレベルをモニターしていく必要がある。また、Al産業労働者ではAl暴露レベルを推定するために、Alの測定が必要である。一方、Alzheimer病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)とAlとの関連性が従来より問題となっているが最近では、脳中Al濃度と病状との関連性を否定する報告がみられる。
Al含有製剤(たとえば制酸剤)大量投与、記憶力の著しい低下のみられる例、高齢者、情緒不安定、学習不適応児童、腎不全(急性、慢性、透析中を含む)、著しい亜鉛・マンガン欠乏者、閉塞性肝疾患
Alzheimer病、アルコール性痴呆、パーキンソン(Parkinson)痴呆、筋萎縮性側索硬化症、高齢者(主として神経線維変性を伴う場合)、腎不全(主として慢性)、透析脳症(透析痴呆)
測定法文献
Oster O:Clinica Chimica Acta 114(1):53~60, 1981.
臨床意義文献
真鍋 重夫:日本臨牀 47(増刊号4):742~744, 1989.