SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:愛知ラボ

抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)
    5G385-0000-023-007
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    3~8

    775
    ※6
    RIA

    RIA(Radio immunoassay)
    放射性免疫測定法
    抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
    結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。

    0.2以下(nmol/L)

備考

&1

診療報酬

D014(45)
抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)
免疫学的検査判断料144点

  • ア 「抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)」は、重症筋無力症の診断又は診断後の経過観察の目的で行った場合に算定できる。
    イ 「抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)」と「抗筋特異的チロシンキナーゼ抗体」を併せて測定した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

神経筋接合部の後シナプス膜上に局在しており,神経伝達物質であるアセチルコリンに応答する受容体で,筋収縮を作動させる役割を持つ。
抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)については,Lindstromらが1976年,重症筋無力症(MG)患者血清中に高率かつ特異的に出現することを明らかにした。
抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)は,アセチルコリンレセプター(AChR)に対して産生される自己抗体で,後シナプス膜上のAChRに質的,量的変化を惹起させ外眼筋,眼球筋,四肢筋等の易疲労性や筋力の低下を主訴とする重症筋無力症(myasthenia gravis:MG)の発症に重要な原因物質であり,MGの診断および治療経過の指標として広く利用されている。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

重症筋無力症

参考文献

測定法文献
太田 光煕 他:ホルモンと臨床 48-1-89~93 2000
臨床意義文献
太田 光熈 他:日本臨床 53-増-461~464 1995

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床