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N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)
    3B330-0000-001-272
    部分尿
    0.5
    U00
    冷蔵
    2~5
    41
    ※1
    比色法

    比色法
    測定物質を着色物質に変換後,可視部波長を照射して吸光度を測定して色調を標準液と比較する方法。

    0.7~11.2(IU/L)

備考

&1

診療報酬

D001(05)
N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)(尿)
尿・糞便等検査判断料34点

容器

臨床意義

NAGは,近位尿細管上皮細胞や前立腺に高濃度に局在するライソゾーム酵素のひとつである。NAGはグルクロン酸の分解に関与する酵素であるが,NAGそのものの生理的な意義については明らかでない。尿中NAGは,主として近位尿細管由来の逸脱酵素と考えられ,尿細管障害の早期発見に有用である。また,糸球体障害時にも増加する。主として腎障害の経過観察,早期発見に用いられている。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

急性腎不全, 糸球体腎炎, 腎移植後の拒絶反応, 腎毒性物質による腎障害

参考文献

臨床意義文献
浅見 直 他:最新医学 40-2-394~399 1985

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