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項目コード:016602
検査項目
JLAC10
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると、粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し、移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜、アガロースゲル、ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。
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凍結保存は避けてください。
D007(18)
コレステロール分画
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
血中リポ蛋白あるいは脂質と動脈硬化症との関連については多くの研究がみられるが、中でも血中HDLコレステロールとの関連は、すでに1951年にその報告がなされている。その後あまり注目されなかったが、1976年、Framinghamの疫学的研究で、特に冠状動脈硬化症とHDL-Cとの関連性が脚光をあびるようになった。HDLは、比重1.063~1.21で、リポ蛋白中で一番大きいわけだが、コレステロールの代謝のうえでは、きわめて重要な役割を演じている。HDLは、他のリポ蛋白や細胞膜との間でコレステロール(遊離型)の交換を行い、HDLに結合しているL-CATの作用によりエステル型となり、結果的にコレステロールの吸収体としての作用を有するとされる。また、HDL量は生体中でのコレステロールプール量と逆相関にあることが判明しており、さらにHDLの約半分は血管外に存在し、細胞膜と密に関連して、生体膜の流動性に影響を及ぼしていると考えられ、これらのHDLの作用が動脈硬化症進展阻止因子として働いていると示唆される。一方、LDLコレステロールの増加は、冠状動脈硬化症や虚血性心疾患の危険因子であり、従ってLDLコレステロール/HDLコレステロール比がそれら臨床的状態を考慮するうえで重要な位置を占める。
測定法文献
櫻林 郁之介,他:HDL-コレステロ-ル基礎と臨床 (株)テクノ:207~220, 1980.
臨床意義文献
脇屋 義彦,他:日本内科学会雑誌 70(5):714~726, 1981.