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○抗ヘリコバクターピロリ抗体〔LA〕
項目コード:4A1402
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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抗ヘリコバクターピロリ抗体〔LA〕
5E064-0000-023-062 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 2~5
-
80
※6
-
ラテックス凝集比濁法
LA(Latex agglutination immunoassay)
ラテックス凝集比濁法
抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。 - 10未満(U/mL)
-
抗ヘリコバクターピロリ抗体〔LA〕
備考
&1
診療報酬
D012(12)
ヘリコバクター・ピロリ抗体
免疫学的検査判断料144点
- 「ヘリコバクター・ピロリ抗体」を含むヘリコバクター・ピロリ感染診断の保険診療上の取扱いについては「ヘリコバクター・ピロリ感染の診断及び治療に関する取扱いについて」に即して行うこと。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
胃がんの主な発症原因はピロリ菌感染であり、ピロリ菌の感染歴を調べるために、血液による抗ヘリコバクターピロリ抗体検査が広く用いられています。
これまで、ピロリ菌に現在感染している状態を“現感染”、感染していない状態を“未感染”と分けていますが、血液中のピロリ菌抗体検査において、未感染と現感染が混在する問題(陰性高値)がありました。
本検査は、上記の問題点を無視できると日本胃がん予知・診断・治療研究機構から推奨されている試薬を使用しており、より精度が高い検査です。
除菌対象となる現感染者を効率的に把握し、胃がん予防の一助としてご活用ください。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
胃がん、ヘリコバクターピロリ感染症
参考文献
測定法文献
乾 正幸,他:日本ヘリコバクター学会誌 19(1):33~42,2017.
臨床意義文献
藤岡 利生,他:医学と薬学 43(3):573~579,2000.
関連項目
- 便中ヘリコバクターピロリ抗原
- ヘリコバクター感受性検査