現在のラボ:千葉中央
○ガストリン(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:3038 6
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
ガストリン(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
4G040-0000-023-002 -
血清
0.4 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
104
※5
-
RIA PEG法
RIA(Radio immunoassay)
放射性免疫測定法
抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。 - 負荷前 200以下(pg/mL)
-
備考
&エ
診療報酬
D008(09)
ガストリン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
ガストリンは,胃幽門粘膜および十二指腸粘膜から分泌される分子量2,096の直鎖ペプチドで,17個のアミノ酸から成る胃酸分泌刺激ホルモンであり,胃幽門洞の機械的,化学的(アルコール,アミノ酸,PHの変化)あるいは迷走神経刺激によって分泌される。胃酸分泌機能の背景因子を調べる検査の1つであり,胃酸分泌機能の測定と合わせて行われる。Zollinger-Ellison症候群の診断には必須の検査である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
胃切除, 胃底腺ポリープ
上昇する疾患
Zollinger-Ellison 症候群, 悪性貧血, 萎縮性胃炎, 副甲状腺機能亢進症
参考文献
測定法文献
飯沼 一茂 他:Radioisotopes 31-7-350~356 1982
臨床意義文献
酒井 良典 他:日本臨床 48-増-18~21 1990