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現在のラボ:千葉中央

HCV抗体(第3世代)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HCV抗体(第3世代)
    5F360-1518-023-052
    血清
    0.7
    S09

    A00
    冷蔵
    1~2
    102
    ※6
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    1.0未満 (-) (COI)

備考

*
不活化(非働化)検体は偽陽性を呈する場合がありますので避けてください。
HCV抗体(第3世代)について
本検査に用いている試薬の添付文書には重要な基本的注意点として、「C型肝炎ウイルス(HCV)感染の診断は、本製品による検査結果のみで行わず、HCV-RNA測定など、他の検査結果および臨床経過を考慮して総合的に判断すること。」が記載されております。

診療報酬

D013(05)
HCV抗体定性・定量
免疫学的検査判断料144点 ◇

容器

補足情報

臨床意義

HCV抗体検査は,「世代」により3つに分類され、これはHCV抗体測定系で用いられるHCV抗原の種類による分類である。「第1世代」はHCVウイルス非構造(NS)領域の一部であるNS3からNS4領域に対応した抗原を使用した測定系であり、その後Core領域抗原を測定系に加えた「第2世代」、さらにNS5領域抗原を加えた測定系が「第3世代」であり、感度、特異性に優れているため、スクリーニングに最も適している。
HCV感染の確定診断にはHCV遺伝子(RNA)の検出が必須であるが、大量の検体を簡便かつ短時間に行える抗体検査がHCV感染の一次スクリ-ニングとして重要な意義がある。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

C型肝炎

参考文献

臨床意義文献
利光 昭次,他:医学と薬学 60(6):853~861,2008.

関連項目

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