現在のラボ:千葉中央
○レチノール結合蛋白 (RBP)
項目コード:3745 1
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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レチノール結合蛋白 (RBP)
5C030-0000-023-062 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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132
※6
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ラテックス凝集比濁法
LA(Latex agglutination immunoassay)
ラテックス凝集比濁法
抗原または抗体を吸着(結合)させたラテックス粒子を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の濁度を,光を照射させて透過率または光の散乱強度から測定する方法。 -
M 2.7~6.0
F 1.9~4.6(mg/dL)
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レチノール結合蛋白 (RBP)
診療報酬
D015(15)
レチノール結合蛋白(RBP)
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
レチノール結合蛋白(RBP)は,血漿中におけるビタミンA(レチノール)の特異的な分子量21,000の結合蛋白で肝で合成される。またRBPは,トランスサイレチン(旧名プレアルブミン,分子量約55,000)およびレチノールと結合し,標的臓器にレチノールを輸送したのちアポ型となり,プレアルブミンとの親和性が低下し,腎糸球体を通過する。大部分は近位尿細管で再吸収されるため,尿中RBPは尿細管機能の指標となる。したがって,肝・腎機能,標的細胞における代謝や異化の程度などにより変動するため,肝胆道疾患や腎疾患の病態の把握に有用である。さらには,RBPの血中半減期は約16時間と短く短期間の栄養状態の把握にも広く用いられている。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
過栄養性脂肪肝, 腎不全, 尿細管性蛋白尿(尿中)
低値疾患
ビタミンA欠乏症, 吸収不良症候群, 甲状腺機能亢進症, 閉塞性黄疸
参考文献
測定法文献
古田島 伸雄 他:日本臨床検査自動化学会会誌 32(1):84~88,2007.
臨床意義文献
森脇 久隆 他:日本臨床 53-S上-207~209 1995