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現在のラボ:千葉中央

プラスミノーゲン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • プラスミノーゲン
    2B260-0000-022-315
    速やかに遠心
    血漿
    0.5
    PC2

    A00
    凍結
    2~4
    100
    ※3
    発色性合成基質法

    発色性合成基質法
    ヘパリンを加えてAT-Ⅲ-ヘパリン複合体を形成させ,そのトロンビン不活化能をトロンビンに対する発色性合成基質を用いて測定する方法。

    75~125(%)

備考

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凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)

診療報酬

D006(12)
プラスミノゲン活性
血液学的検査判断料125点

容器

補足情報



臨床意義

プラスミノーゲン(PLG)は肝臓で産生されプラスミノーゲンアクチベータ(PA)により活性化されるとプラスミンになる。プラスミンは,フイブリン,凝固第Ⅴ・Ⅷ因子等を分解する。血栓溶解において線溶系の中心的役割はプラスミンが担っており,このプラスミンはフィブリン溶解作用があることから,その前駆体であるプラスミノーゲンの測定により,生体内での凝固・線溶状態,特に線溶活性を知ることができる。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

肝機能障害, 先天性欠乏症・異常症, 線溶亢進症, 播種性血管内血液凝固症(DIC)

上昇する疾患

急性炎症性疾患

参考文献

測定法文献
Friberger P etal:Haemostasis 7-138~145 1978
臨床意義文献
櫻川 信男:日本臨床 53-増-51~54 1995

関連項目

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