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現在のラボ:千葉中央

アデノシンデアミナーゼ (ADA)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • アデノシンデアミナーゼ (ADA)
    3B130-0000-023-272
    血清
    0.6
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    32
    ※4
    酵素法

    酵素法
    測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。

    5.0~20.0(U/L)

備考

&1

診療報酬

D007(11)
アデノシンデアミナーゼ(ADA)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

アデノシンデアミナーゼ(ADA)は,プリン体分解と再利用にかかわる酵素の一つであり,アデノシンを加水分解し,イノシンとアンモニアを生成する酵素でヒトの組織に広く分布し,とくに腸管粘膜,胸腺,脾,扁桃やリンパ球に活性が高い。意義として欠損症と過剰産生症である。上昇はプリン代謝そのものの亢進(痛風),腫瘍性増殖によるプリン代謝の亢進,リンパ球活性化によるプリン代謝の亢進および細胞外へ分泌されるADAの増加が主な原因である。よって肝疾患,血液疾患,感染症,悪性腫瘍などで高値を示す。また胸水における癌性胸膜炎(低値)と結核性胸膜炎(高値)の鑑別に有用である。

参考文献

測定法文献
佐野 史良,他:臨床検査機器・試薬 9(4):715~720, 1986.
臨床意義文献
遠藤 了一,他:臨床検査ガイド' 92:190~192, 1992.

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