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○オンコマインDx Target Testマルチ研究用46遺伝子解析 (FF)(2023年8月10日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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オンコマインDx Target Testマルチ研究用46遺伝子解析 (FF)(2023年8月10日ご依頼分をもって受託中止)
8D002-9957-070-966 -
組織
100mg - ARR
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- 6~11
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14000
※2
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次世代シークエンス(NGS)法
次世代シーケンサーを用いて、膨大な数のDNA断片の塩基配列の決定を、同時並行的に行う方法。
-
備考
&1
がん組織から抽出したゲノムDNA・RNA にて、BRAF V600E変異、EGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子、ROS1融合遺伝子、RET融合遺伝子を解析し、非小細胞肺癌患者に対して別表の医薬品の適応を判断することを目的としております。
受託可能日は月~金曜日です。材料は腫瘍部位が含有されていることを確認のうえ、ご提出ください。
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
本検査をご依頼の際には、必ず核酸抽出項目も併せてご依頼ください。
●組織以外の材料について
採取した胸水、肺胞洗浄液、気管支擦過洗浄液を指定容器(ARR)に入れ、室温にて遠心分離(760G (2000-3000rpm) ×10分間)し、上清をできるだけ取り除いた沈渣を、必ず凍結しご提出ください。
●留意事項
検体採取後、直ちに処理してください。また、ご提出された検体の細胞数が少ない場合には、検査不能となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
診療報酬
D004-2(注1ロ)+D004-2(注2イ)
3項目+2項目
遺伝子関連・染色体検査判断料100点 ◎◎◎
- 固形腫瘍の腫瘍細胞を検体とし、悪性腫瘍の詳細な診断及び治療法の選択を目的として悪性腫瘍患者本人に対して行った、次世代シーケンシングにより行う次に掲げる遺伝子検査の組み合わせを実施した場合に、患者1人につき1回に限り算定する。
イ 処理が容易なもの/医薬品の適応判定の補助等に用いるもの 肺癌におけるEGFR遺伝子検査、ROS1融合遺伝子検査、ALK融合遺伝子検査
ロ 処理が複雑なもの 肺癌におけるBRAF遺伝子検査、RET融合遺伝子検査 - 抗悪性腫瘍剤による治療法の選択を目的として特定の遺伝子の変異の評価を行う際に、包括的なゲノムプロファイルを併せて取得している場合でも、目的とする遺伝子変異の結果のみ患者に提供すること。また、目的以外の遺伝子変異の検査結果については患者の治療方針の決定等に用いないこと。
容器
ARR 旧容器記号 r A
滅菌ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
対象遺伝子変異等と関連する医薬品
BRAF V600E変異 | ダブラフェニブメシル酸塩及びトラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物の併用投与 |
---|---|
EGFR遺伝子変異 | ゲフィチニブ、エルロチニブ塩酸塩、アファチニブマレイン酸塩、オシメルチニブメシル酸塩、ダコミチニブ水和物 |
ALK融合遺伝子 | クリゾチニブ、アレクチニブ塩酸塩、ブリグチニブ、ロルラチニブ |
ROS1融合遺伝子 | クリゾチニブ、エヌトレクチニブ |
RET融合遺伝子 | セルペルカチニブ |
臨床意義
「オンコマインDx Target TestマルチCDx システム」はコンパニオン診断システムとして、BRAF遺伝子変異 (V600E)、EGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子、ROS1融合遺伝子、RET融合遺伝子の検出が可能であり、上記の分子標的薬における治療適応の判定を補助することができます。
ただし、測定対象の全46遺伝子についての解析結果をお返しする本項目は、研究目的の受託に限ります。
参考文献
測定法文献
Meenakshi M, et al: PLoS One12(8): e0181968, 2017.