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現在のラボ:千葉中央

尿中Ⅳ型コラーゲン

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 尿中Ⅳ型コラーゲン
    5C134-0000-001-023
    部分尿
    5
    U70
    冷蔵
    (1ヵ月)
    3~9

    184
    ※1
    EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    30~39歳 4.0以下
    40歳以上 4.9以下(μg/g・CRE)

備考

&1
早朝一番尿をご提出ください。凍結保存および他項目との重複依頼は避けてください。なお,随時尿による参考基準値(健常人)は7.3μg/g・CRE以下と報告されています。
早朝一番尿を採取し,指定の容器に注入し,よく混和させ,冷蔵保存してください。 凍結保存および他項目との重複依頼は避けてください。

診療報酬

D001(15)
Ⅳ型コラーゲン(尿)
尿・糞便等検査判断料34点

  • 「トランスフェリン(尿)」、「アルブミン定量(尿)」及び「Ⅳ型コラーゲン(尿)」は、糖尿病又は糖尿病性早期腎症患者であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る。)に対して行った場合に、3月に1回に限り算定できる。なお、これらを同時に行った場合は、主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

糖尿病性腎症は,糖尿病患者の生命予後に直接関与する予後不良の合併症の一つである.現在,早期腎症の指標として尿中微量アルブミンが用いられているが,微量アルブミンが認められない時期より病理学的変化(腎糸球体基底膜の肥厚,メサンギウム領域の拡大)が確認されている.そのためさらに鋭敏な指標が望まれており,尿中Ⅳ型コラーゲンが糖尿病性腎症の早期診断の指標として注目されている.

異常値を示す病態・疾患

高値を示す疾患

糖尿病性腎症

参考文献

測定法文献
小幡 賢一 他:臨床検査機器・試薬 18-3-439~444 1995
臨床意義文献
大角 誠治 他:糖尿病 39-7-523~526 1996

関連項目

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