現在のラボ:千葉中央
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項目コード:A247 7
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
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研究検査
当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため、基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので、内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factorα:TNFα)は、当初、腫瘍部位に出血性壊死を誘導する因子として報告されたが、最近では、炎症を通した生体防御機構に深く関わるサイトカインとして理解されている。TNF-αの産生は、感染・損傷、非自己細胞、レクチン、サイトカイン(IFN-α、β、γ、GM-CSF、IL-1、IL-2、TNF)などの因子によって引き起こされる。主な産生細胞は、マクロファージである。しかし、リンパ球などの細胞から産生されるリンフォトキシン(LT)もTNFと類似する構造・活性を有するため、活性化マクロファージ(単球)により産生されるものをTNFーα、活性化Tリンパ球により産生されるものをTNF-βと呼んでいる。生物活性は抗腫瘍活性や抗微生物活性、T細胞の増殖とIL-2Rの誘導、IFN-γやCSFの産生、B細胞の抗体産生や分裂の促進など多岐にわたる。
炎症性疾患
臨床意義文献
渡辺 直樹:日本臨牀 53(増):767~770, 1995.