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現在のラボ:千葉中央

淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)
    6B615-0000-050-886
    分泌物
    V20
    冷蔵
    2~4

    278
    ※7
    TMA

    TMA(Transcription mediated amplification)
    2種類の酵素と2種類のプライマーおよび基質を用いてRNAを増幅する方法。
    抽出したRNAから逆転写酵素により2本鎖DNAを合成し,この2本鎖DNAを鋳型としてRNAポリメラーゼの転写反応によりRNAを合成することを繰り返し,目的とするRNA領域を増幅させる。

    陰性
その他の受託可能材料

備考

&エ
凍結保存は避けてください。他項目との重複依頼は避けてください。検体採取後,速やかに専用容器に移し,ご提出ください。採取方法の厳守をお願いします。採取方法を厳守していただかないと,特に分泌物は検体の粘性が高くなり,検査結果をご報告できなくなる場合があります。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

診療報酬

D023(05)
淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出
微生物学的検査判断料150点

  • 「淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定」,「淋菌およびクラミジアトラコマチスDNA同時同定」,「淋菌抗原定性」,「クラミジアトラコマチス抗原」,「細菌培養同定検査」(淋菌及びクラミジアによる感染を疑って実施するもの),「淋菌DNA」,「クラミジアトラコマチスDNA」を併せて実施した場合は,主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

クラミジアトラコマチスおよび淋菌の診断は,尿道や子宮頚部からの分泌物や擦過物等の臨床検体の培養による分離・同定検査,免疫学的な検査や遺伝子検査をすることで行われている。しかし,これらの検査は,クラミジアトラコマチスと淋菌を別々に検出する操作を行う必要があり,これに代わる迅速な鑑別方法の開発が望まれていたが,本検査は,同一の検体から,同一の試験管内で同時にクラミジアトラコマチス及び淋菌のrRNAをそれぞれ単独で検出することから近年問題となっている重複感染の診断に有用である。

参考文献

測定法文献
松田 静治 他:日本性感染症学会誌 15(1):116~126,2004
臨床意義文献
松田 静治 他:日本性感染症学会誌 15(1):116~126,2004

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