現在のラボ:千葉中央

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項目コード:
検査項目
JLAC10
RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
RNA が増幅対象の場合に,RNA を鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。
&ユ
受託可能日は月~金曜日です。組織材料は悪性腫瘍が認められていることを確認の上,ご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
D004-2(01ヘ)
SYT-SSX遺伝子検査
尿・糞便等検査判断料34点
滅菌ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
滑膜肉腫は、若年成人に比較的多く、手や足、膝関節付近に発生するが、悪性度が高く予後不良である。滑膜肉腫では、ほとんどの症例で染色体転座t(X;18)(p11;q11)を有しており、それぞれの染色体に由来するSYT遺伝子とSSX遺伝子が融合したSYT-SSXキメラ遺伝子が検出される。
この疾患特異的に検出されるSYT-SSXキメラ遺伝子を調べることにより、滑膜肉腫の診断が可能となることが想定される。
滑膜肉腫
測定法文献
Hiroshi Terasaki et al:Japanese Journal of Clinical Oncology Vol.31(5):212-216,2001
臨床意義文献
久岡正典:医学のあゆみ Vol.29(10):963-967,2009