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DNAヒストグラム(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止 曜日指定
    DNAヒストグラム(2020年12月3日ご依頼分をもって受託中止)
    8Z010-0000-099-662
    パラフィン切片
    厚さ50μmを3枚以上
    A00
    冷蔵
    事前にご確認ください
    フローサイトメトリー

    フローサイトメトリー(Flow cytometry)
    蛍光色素で標識したモノクローナル抗体で染色した細胞を高速度で流しながらレーザー光を照射し,前方散乱光(細胞の大きさ)や90°散乱光(細胞の内部構造)と蛍光強度(細胞表面の対応抗原)から個々の細胞を解析する方法。
    2種類の蛍光色素を用いて二重染色を行い解析する場合はTwo-colorフローサイトメトリーと呼ばれる。

    (%)
その他の受託可能材料

備考

&エ
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~木曜日です。祝祭日の前日は受託不可となります。パラフィンの場合,固定条件(4℃10%ホルマリンで数日以内)により解析不能となります。末梢血の場合,容器(PH5)を2本使用してください。
研究検査  当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため,基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので,内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。
DNAインデックス,DNAヒストグラムのご提出について  末梢血および骨髄液は,検体採取後,当日中にご提出ください。

容器

臨床意義

DNA量解析で検出されるDNA量が正常と異なる腫瘍細胞は DNA Aneuploidy と呼ばれ, 造血臓器の腫瘍ではやや少なく,固形腫瘍では高い割合で認められる.
DNA Aneuploidyの検出は広義の腫瘍マーカーの一つとして有用なだけでなく, 生存率と有意に関係していることから, 予後因子として用いられつつある.一般にS期細胞の増加や DNA Aneuploidy が認められる腫瘍ほど悪性度が高く, 予後不良とされている. DNA量解析は臨床における腫瘍マーカーとしてや,ハイリスク患者のスクリーニングなどに有用な検査と考えられる.

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

腫瘍(DNA量減少)

上昇する疾患

腫瘍(S期細胞割合の増加,DNA量増加)

参考文献

測定法文献
Vindelφv LL et al:Cytometry 3-5-323~327 1983
臨床意義文献
高木 滋 他:最新医学 40-1-104~109 1985

関連項目

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