現在のラボ:千葉中央
○マイコプラズマニューモニエDNA 定性〔QProbe〕(2019年11月14日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:A286 4
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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マイコプラズマニューモニエDNA 定性〔QProbe〕(2019年11月14日ご依頼分をもって受託中止)
6B616-0000-064-851 -
咽頭ぬぐい液
- ARR
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(28日)
- 2~4
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300
※6
- PCR(QProbe)
- 陰性(-)
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備考
&エ
咽頭ぬぐい液は,滅菌綿棒で拭い,滅菌ポリスピッツ(ARR)に綿棒を入れて凍結保存してください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
診療報酬
D023(06)
マイコプラズマ核酸検出
微生物学的検査判断料150点
容器
ARR 旧容器記号 r A
滅菌ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
マイコプラズマ ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)は、非定型肺炎の代表的な原因菌であり、小児を中心とした幅広い年齢層に感染し、マイコプラズマ肺炎を引き起こします。治療においては、第一選択薬としてマクロライド系抗菌薬が広く使用されています。
近年、日本ではマイコプラズマ ニューモニエのマクロライド系抗菌薬に対する耐性菌の増加が報告されています。マクロライド耐性化には、23S rRNA遺伝子が関与しており、2063番目あるいは2064番目の塩基に変異が生じた場合、耐性を示すことが明らかとなっています。
本検査は、QProbe法により、咽頭ぬぐい液中のマイコプラズマ ニューモニエDNAを検出する定性検査です。併せて、23S rRNA遺伝子の2063番目または2064番目の塩基における変異の有無をご報告いたします。
特に急性期におけるマイコプラズマ感染の診断補助にお役立てください。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
マイコプラズマ肺炎
参考文献
測定法文献
川嶋 洋介,他:日本臨床微生物学雑誌28(2):98~105,2018.
臨床意義文献
日本マイコプラズマ学会:肺炎マイコプラズマ肺炎に対する治療指針 第4刷:2016.