現在のラボ:千葉中央
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現在のラボ:千葉中央
項目コード:A791 3
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
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ご依頼の際には必ず年齢(0歳児は月齢)を明記してください。
生後4ヵ月以下の検体は、交差性の影響を避けるため前処理(抽出操作)が必要ですので、本項目にてご依頼ください。
生後5ヵ月以上の検体は前処理(抽出操作)が必要ありませんので、「B798 5: 17α-ヒドロキシプロゲステロン(生後5ヵ月以上)」にてご依頼ください。
本項目の参考基準値は、日本人健康児0~17歳より算出しております。
D008(43)
17α-ヒドロキシプロゲステロン(17α-OHP)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
先天性副腎過形成症(CAH)は、副腎皮質における糖質コルチコイドの産生に必要な酵素が先天的に欠損しているために起こる常染色体劣性遺伝疾患の総称です。糖質コルチコイドの合成障害からACTHが過剰に分泌されることにより、副腎の過形成が生じます。
CAHの中で最も頻度の高い疾患が21-水酸化酵素欠損症(21-OHD)であり、本酵素の欠損により、血中17α-ヒドロキシプロゲステロン(17α-OHP)の増加が認められる事から、血清17α-OHPの測定は21-OHDの早期診断や治療のモニタリングの指標として有用です。
先天性副腎過形成症(21-水酸化酵素欠損症)
測定法文献
栁瀬 里美,他:医学と薬学 78(4):461~466,2021.
臨床意義文献
田苗 綾子,他:ホルモンと臨床 28(7):749~756,1980.