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- *染色体 G-Banding(Myeloid系)
- BMT(骨髄移植) ドナー男性
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○BMT(骨髄移植) ドナー男性
項目コード:A370 0
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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BMT(骨髄移植) ドナー男性
8B220-0000-019-403 -
血液(ヘパリン加)
5.0 - PH5
-
- 8~14
-
2477 +397
※2
-
G-band
(各種)band
リンパ球または骨髄細胞を培養し,分裂中期の細胞を固定する。その後,色素で染色体上に縞模様(バンド)を染め出し,その分布と濃淡から分析を行う方法。
トリプシン溶液で処理後ギムザ染色を行うG-Banding,HCI,Ba(OH)2,2×SCCで処理後ギムザ染色するC-Banding,キナクリン・マスタードで染色後,蛍光顕微鏡で観察するQ-Banding,分裂前期の終わりから分裂中期の始めの分裂像を用い,通常よりバンド数を増やして観察する高精度分染法などがある。
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備考
&1
凍結保存は避けてください。
受託可能日は(血液,骨髄液共に)月~金曜日です。
該当する疾患名にてご依頼ください。
対象疾患名は下記をご参照ください。
判定に時間を要する場合は,所要日数が20日前後となります。
染色体検査のご提出について 検体は採取後,当日中にご提出ください。
血液疾患染色体検査(G-Banding)の留意事項
1. G-bandingの判定には,性別情報が必要なため,性別を必ず依頼書にご記入ください。
2. 骨髄染色体検査には有核細胞1000万個(1×107個)が必要です。この量を充分満たすように骨髄液を無菌的に採取してください。(これは骨髄の有核細胞数が10万個/μLの場合の骨髄液0.1mL,1万個/μLの場合の骨髄液1mLに相当します)
3.ステロイド系薬剤,アルキル化薬剤,および代謝拮抗薬剤の投与中は染色体分裂像が得られず検査ができない場合があります。
4.末梢血液でご依頼の際,血中に幼若細胞(blast)の出現がみられない場合,また寛解期患者の血液では染色体分裂像が得られず検査ができない場合があります。
下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。
診療報酬
D006-5(03)+D006-5(注1)
染色体検査(全ての費用を含む)その他の場合 +分染法加算
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
- 分染法を行った場合は、分染法加算として、397点を所定点数に加算する。染色体検査の分染法加算については、その種類、方法にかかわらず、1回の算定とする。
容器
PH5 旧容器記号 G 12
ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
補足情報
血液疾患染色体 G-Banding 対象疾患名
- 該当する疾患名にてご依頼ください。
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Myeloid系 Myeloid系 項目コード 疾患名 0886 74507MDS (骨髄異形成症候群) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030895 54509MPN (骨髄増殖性腫瘍) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030896 24511AML (急性骨髄性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403Y767 41340BMT (骨髄移植) ドナー男性 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403Y768 11341BMT (骨髄移植) ドナー女性 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030920 44515その他 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403 -
Lymphoid系 Lymphoid系 項目コード 疾患名 0931 74517ALL (急性リンパ性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030933 14519CLL (慢性リンパ性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030949 14521ML (悪性リンパ腫) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030951 84523MM/PL (多発性骨髄腫/形質細胞性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-4030958 94525その他 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403
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Myeloid系 OCRコード 項目コード・新項目コード 疾患名 014204928 450714MDS (骨髄異形成症候群) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014204901 4507013751 4・014204901014214928 450914MPN (骨髄増殖性腫瘍) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014214901 4509013752 3・014214901014224928 451114AML (急性骨髄性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014224901 4511013753 2・01422499901855C128 134014A369 2・01855C128BMT (骨髄移植) ドナー男性 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-40301855C101 134001A370 0・01855C10101855C528 134114A372 8・01855C528BMT (骨髄移植) ドナー女性 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-40301855C501 134101A373 7・01855C501014294928 451514その他 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014294901 4515013755 0・014294901 -
Lymphoid系 OCRコード 項目コード・新項目コード 疾患名 014354928 451714ALL (急性リンパ性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014354901 4517013756 9・014354901014364928 451914CLL (慢性リンパ性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014364901 4519013757 8・014364901014414928 452114ML (悪性リンパ腫) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014414901 4521013758 7・014414901014424928 452314MM/PL (多発性骨髄腫/形質細胞性白血病) 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014424901 4523013759 6・014424901014454928 452514その他 8B220-0000-046-403
8B220-0000-019-403014454901 4525013760 4・014454901
臨床意義
造血器腫瘍細胞には様々な染色体異常が観察されるが、白血病細胞やリンパ腫細胞にはそのタイプによって特異的な染色体異常が観察され、治療成績に伴って増減する。従って染色体検査の結果は臨床診断や治療方針の決定、治療経過の観察、再発の確認など血液疾患の検査として重要な位置を占めている。本検査では、骨髄移植前に見られたレシピエントの染色体異常が移植後に消失しているかを調べること、レシピエントとドナーの性別が異なる時には性染色体を調べることで、生着の確認を行うのに有用である。
参考文献
測定法文献
Seabright M:The Lancet 2-971~972 1971
臨床意義文献
木村 貴文 薗田 精昭:造血器腫瘍アトラス 改訂第3版 (日本医事新報社) 257~265 2000