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ミトコンドリア-AST (m-AST)(m-GOT)(2023年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    ミトコンドリア-AST (m-AST)(m-GOT)(2023年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    3B040-0000-023-272
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    49
    ※4
    プロテアーゼ法
    7以下(U/L)

診療報酬

D007(15)
ASTアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

AST(GOT:glutamic oxaloacetic transaminase)は,ほとんどの組織に存在する臓器特異性のない細胞内酵素である。細胞内局在については,細胞質(C-AST)とミトコンドリアAST(m-AST)に存在する2種類のアイソザイムがあり,存在比はほぼ1:1である。
m-ASTはミトコンドリア膜に包まれているため,軽度の障害では細胞外に逸脱せず,一般的には血清中のm-AST活性の上昇は認められない。強い細胞障害(細胞が壊死に陥るような障害)や壊死を伴う場合,血中に認められる。よって肝・胆道系疾患,筋肉,溶血性疾患の有無,障害の程度,臨床経過を知るための有力な指標となる。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

Reye症候群, アルコール性肝障害, ショック肝, 亜急性肝炎, 肝癌, 急性肝炎, 急性心不全, 激症肝炎, 慢性肝炎(活動型), 門脈血栓症

参考文献

測定法文献
白波瀬 泰史 他:第7回日本臨床化学会分析部会関東支部学術集会 講演会抄録集 40~44 1989
臨床意義文献
佐々木 良美:肝臓 20-4-356~367 1979

関連項目

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