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アルドステロン〔CLEIA〕/レニン活性比

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • アルドステロン〔CLEIA〕/レニン活性比
    4D120-0000-022-919
    冷却遠心
    血漿
    1.2
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    (14日)
    3~5
    100 +122
    ※5
    アルドステロン:CLEIA レニン活性:EIA
    下記参照

備考

&1
基準値は、日本内分泌学会の「原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021」によるカットオフ値です。
「9073 1:アルドステロン〔CLEIA〕」、「B687 8:アルドステロン〔CLEIA〕/レニン濃度比」、「B691 3:アルドステロン〔CLEIA〕/レニン活性比」は同時依頼はできません。
「9040 7:レニン濃度(ARC)〔CLEIA〕」、「B687 8:アルドステロン〔CLEIA〕/レニン濃度比」は同時依頼はできません。
●アルドステロン〔CLEIA〕/レニン活性比の留意事項
・採血条件は早朝空腹時の安静臥位後が望ましいが、スクリーニングでは随時座位で行って良い、とされています。
下図の容器に採血し、よく混和させ、低温 (4℃) で血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(08)+D008(15)
レニン活性 +アルドステロン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

補足情報

臨床意義

二次性高血圧の主な原因とされる原発性アルドステロン症 (primary aldosteronism:PA) は、高血圧において約5%を占めることが報告されています。
日本内分泌学会「原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021」ではPAのスクリーニング検査としてCLEIA法による血漿アルドステロン濃度 (PAC) および、血漿アルドステロン濃度 (PAC) と血漿レニン活性 (PRA) または活性型レニン濃度 (ARC) との比 (ARR) が指標とされています。

参考文献

測定法文献
佐藤 文俊, 他:医学と薬学 76 (12):1819~1826, 2019.
宇津 貴央, 他:医学と薬学 73 (3):311~321, 2016.
臨床意義文献
日本内分泌学会:日本内分泌学会雑誌 97 (Suppl):16~21, 2021.

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