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オリゴクローナルバンド

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • オリゴクローナルバンド
    5A150-0000-098-236
    血清 と 髄液
    各 1.0
    S09

    A00

    A00
    冷蔵
    10~14

    522
    ※1
    等電点電気泳動法

    電気泳動法
    荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
    水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。

    検出せず

備考

&1
他項目との重複依頼は避けてください。

診療報酬

D004(11)
オリゴクローナルバンド
尿・糞便等検査判断料34点

  • 「IgGインデックス」、「オリゴクローナルバンド」及び「ミエリン塩基性蛋白(MBP)(髄液)」は、多発性硬化症の診断の目的で行った場合に算定する。

容器

臨床意義

髄液蛋白のアガロースゲル電気泳動像において,γ分画に2~数本のシャープなバンドとして観察され,ウイルスや細菌などのpathogenに対し,特異抗体活性を有するとされている免疫グロブリンである。脱髄性疾患(多発性硬化症,etc)や中枢神経系感染症(ウイルス性脳炎,急性無菌性髄膜炎,神経梅毒,急性特発性多発神経炎,視神経炎,亜急性硬化性全脳炎,ギランバレー症候群,etc)などの補助的診断や予後の経過観察に有用である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

多発性硬化症

参考文献

測定法文献
佐々木 征治, 他: 最新電気泳動実験法(医歯薬出版):61~74,1999.
臨床意義文献
Kaiser R:Journal of the Neurological Sciences 103-216~225 1991

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