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項目コード:1765
検査項目
JLAC10
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。
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D004(11)
オリゴクローナルバンド
尿・糞便等検査判断料34点
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
髄液蛋白のアガロースゲル電気泳動像において,γ分画に2~数本のシャープなバンドとして観察され,ウイルスや細菌などのpathogenに対し,特異抗体活性を有するとされている免疫グロブリンである。脱髄性疾患(多発性硬化症,etc)や中枢神経系感染症(ウイルス性脳炎,急性無菌性髄膜炎,神経梅毒,急性特発性多発神経炎,視神経炎,亜急性硬化性全脳炎,ギランバレー症候群,etc)などの補助的診断や予後の経過観察に有用である。
多発性硬化症
測定法文献
佐々木 征治, 他: 最新電気泳動実験法(医歯薬出版):61~74,1999.
臨床意義文献
Kaiser R:Journal of the Neurological Sciences 103-216~225 1991