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○クラミドフィラ(クラミジア)シッタシ IgG
項目コード:3373 4
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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クラミドフィラ(クラミジア)シッタシ IgG
5E027-0000-023-162 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
- 3~16
-
FA
FA(Fluorescent antibody method)
蛍光抗体法
目的とする抗原に対して,蛍光色素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光顕微鏡下で蛍光強度を測定する方法。
蛍光色素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して抗体を反応させた後,蛍光色素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。 - 10未満(倍)
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クラミドフィラ(クラミジア)シッタシ IgG
備考
&1
下記参照(*FA)
*FA:出発希釈 10倍 (髄液の測定も可能です 検体量 0.4mL(冷蔵) 基準値 1倍未満 出発希釈 1倍)
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
クラミジアは従来Chlamydia trachomatisとC.psittaciの1属2種とされていたが,1989年にC.pneumoniaeが,また,1992年に反芻獣のクラミジアをC.pecorumとすることが提唱され,現在では1属4種となっている。オウム病はC.psittaciによって起こる疾患で,鳥類ではオウム類,インコ,カナリアなどの愛玩鳥をはじめ,ハト,スズメ,カモメなどの野鳥,アヒル,シチメンチョウなど各種の感染鳥類からの直接接触,および鳥の排泄物や羽毛の中の菌の吸入により感染し,間質性肺炎を起こす。潜伏期間は7~14日で,悪寒,発熱,咽頭痛,倦怠感,頭痛を伴い発病する。
インフルエンザ,マイコプラズマによる異型肺炎との鑑別診断が必要である。熱は39~40℃に達することもあり、高熱の割に徐脈,肺炎を合併,乾性咳嗽,多呼吸および呼吸障害,ときにバラ色の小発疹,心筋障害も合併する。X腺で浸潤陰影が認められるのが特徴とされている。血清学的診断は急性期と回復期の血清を用いて同時測定し,急性期と回復期の抗体価が4倍以上を有意上昇と認め感染の有無を判断する。なお,FA法では免疫グロブリン別に測定することが可能である。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
間質性肺炎
参考文献
測定法文献
厚生省監修:微生物検査必携 ウイルス・クラミジア・リケッチア検査 第3版 第1分冊 62~75 1987
臨床意義文献
金沢 裕:臨床と微生物 18-6-729~738 1991