現在のラボ:中央ラボ

項目コード:A049 7
検査項目
JLAC10
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採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)
採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)
D014(35)
ループスアンチコアグラント定量〔希釈ラッセル蛇毒試験法、リン脂質中和法〕
免疫学的検査判断料144点
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量4.5mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.5mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
LAは、カルジオリピンを始めとする陰性荷電を持ったリン脂質に対する自己抗体であると考えられており、in vitroではプロトロンビンの活性化に働くプロトロンビンナーゼ複合体の活性化反応を阻害する。LA陽性例では、出血傾向を認める事はまれで、むしろ血栓傾向を示し、子宮内胎児死亡や流産も高頻度に認められる。それらのことからLAは実際の凝固反応の場である血管内皮細胞や血小板膜上では、凝固反応を促進する作用もあると考えられる。LAはAPTTの延長が発見のきっかになる事が多く、その検査方法は多数報告されている。いずれの方法も、LAがin vitroでリン脂質と結合してリン脂質依存性凝固反応を阻害することを利用している。その中で、リン脂質中和法は確認試験として用いられている。
冠動脈疾患, 関節リウマチ, 習慣流産(へパリン等の薬剤投与患者), 全身性エリテマトーデス, 突発性血小板減少性紫斑病
測定法文献
藤岡 貴:医学と薬学 73(5):621~626,2016.
臨床意義文献
合地 研吾:日本臨床 68(増1):758~760,2010.