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エベロリムス

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • エベロリムス
    3M815-0000-019-053
    血液(EDTA-2K加)
    1.0
    PKF
    凍結
    2~4

    特
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    免疫抑制剤としてシクロスポリンと併用した場合
    Trough 3.0~8
    抗悪性腫瘍剤として使用した場合
    Trough 5~15
    (ng/mL)
    次回投与直前 (Trough濃度)

備考

&1
サーティカン、アフィニトール


採血容器についての注意事項  
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。

採血時刻についての注意事項  
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。


下図の容器に採血し、よく混和させ、血液のまま凍結保存してください。
他の検査項目との同時依頼はできませんのでご注意ください。

診療報酬

B001(02),B001(02ハ),B001(02ワ)
特定薬剤治療管理料,免疫抑制剤(臓器移植後),エベロリムス(結節性硬化症)

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

エベロリムスは免疫抑制剤としてはカルシニューリン阻害薬と併せて使用することで副作用の軽減と長期の安定した効果が期待されている。併用療法の際は相互作用を考慮した各薬剤の血中濃度管理が重要で、トラフ値が 3.0ng/mL以上の患者では 3.0ng/mL未満の患者に比べて急性拒絶反応の発現率は低く、また推奨される治療濃度の上限は 8ng/mLとされている。また、悪性腫瘍剤として特定薬剤管理料が認められている「結節性硬化症に伴う上衣下巨細胞性細胞腫」では、「トラフ濃度が 5~15ng/mLとなるように投与量を調整すること」とされている。

参考文献

臨床意義文献
打田 和治: 今日の移植 25(6):526~530,2012.

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