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項目コード:A299 0
検査項目
JLAC10
LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。
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所定用量の専用蓄尿添加剤を入れた蓄尿瓶に尿を24時間蓄尿し、よく混和後必要量をご提出ください。酸性蓄尿されていないものはデータに影響が見られますので、必ず専用蓄尿添加剤を入れてください。
メタネフリン総(mg/day)も報告いたします。
D008(45)
メタネフリン・ノルメタネフリン分画
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
尿用容器
貯蔵方法:室温
メタネフリンはアドレナリン、ノルメタネフリンはノルアドレナリンの代謝産物であり、カテコール-O-メチル転換酵素(COMT)の作用によりメチル化を受けて生成されます。
PPGLの機能診断では、24時間尿中のメタネフリン2分画の正診率・感度・特異度は、非常に高く、また、メタネフリンとノルメタネフリンの合計値が正常上限の3倍以上である場合の診断精度は、さらに高まります。PPGLにおけるスクリーニングや確定診断補助として有用です。
褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)、神経芽細胞腫
測定法文献
Clark ZD,et al:Journal of Chromatography B 879(31):3673~3680,2011.
臨床意義文献
日本内分泌学会:褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン2018.