現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
- TOP
- 内分泌学的検査
- 性腺・胎盤ホルモンおよび結合蛋白
- 遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)(2022年6月23日ご依頼分をもって受託中止)
現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
○遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)(2022年6月23日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:2095
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)(2022年6月23日ご依頼分をもって受託中止)
4F090-0000-023-006 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 3~5
-
132
※5
-
RIA固相法(IRMA)
IRMA(Immuno radio metric assay)
免疫放射定量法
RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。 - 0.1以下(ng/mL)
-
備考
※1
遊離のHCG-βサブユニットを測定しています。抗体は遊離のHCG-βを認識しています。絨毛性および非絨毛性HCG産生腫瘍のマーカーとして有用です。
診療報酬
D008(19)
ヒト絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(HCG-β)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
- 「HCG-βサブユニット」,「HCG定性」,「HCG」,「HCG半定量」を併せて実施した場合は,主たるもの1つに限り算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
HCGは,胎盤から分泌される性腺刺激ホルモンで,分子量約38,000の糖蛋白である。αとβのサブユニットからなり,βサブユニットはHCG特異性が示される。意義として妊娠の早期確認,流産,子宮外妊娠および絨毛性疾患の診断,治療効果および寛解の判定などの指標および,異所性HCG産生腫瘍のマーカーなどに有用である。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
悪性腫瘍(乳癌,肝癌,卵巣癌,小腸癌,大腸癌,睾丸癌,胃癌,直腸癌,膵癌,肺癌,胆道癌), 肝硬変, 消化性漬瘍, 潰瘍性大腸炎, 妊娠, 良性腫瘍
参考文献
測定法文献
菅原 由人 他:臨床検査機器・試薬 14-3-467~474 1991
臨床意義文献
伊吹 令人 他:日本臨床 47-増上-1279~1285 1989