現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

項目コード:0481
検査項目
JLAC10
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で、標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
フェノバール、ワコビタール、ルミナール
●採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
●採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。
B001(02),B001(02ロ)
特定薬剤治療管理料,抗てんかん剤(てんかん患者)

ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
フェノバルビタールは血中濃度と効果との間に関連があるが、単独服用する限り、服用量から血中濃度を予測することができる。しかし、疾病時や薬物間相互作用によって血中濃度が大きく変化するのでその効果も変わる。また、フェノバルビタールは他の抗てんかん薬の血中濃度に大きな影響を与えるので、併用薬物も含めて血中濃度も測定しながら臨床上最適な服用量を設定する必要がある。
測定法文献
石橋 みどり,他:医学と薬学 42(6):1061~1074, 1999.
臨床意義文献
川崎 博己,他:日本臨牀 53(増):921~923, 1995.