現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

項目コード:7422
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
※1
血漿はデータ低下が見られますので避けてください。トロンビン入り採血管は測定値に影響を与える恐れがあるため使用を避けてください。
D015(18)
TARC
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
アトピー性皮膚炎の治療においては、重症度に応じて外用ステロイド剤の薬効等を慎重に選択する必要が あるので、その重症度を正確に把握することが不可欠である。 血清中TARC量は、これまでの検査に比べて、アトピー性皮膚炎の重症化に伴い、比較的大きな変化を伴う 上昇を示し、病態を反映する検査であることが示された。 したがって、アトピー性皮膚炎と診断された患者の治療薬の選択・変更を検討する際の重症度評価において、 主体となる皮膚症状の評価に加え、TARC検査は重症度評価の補助として臨床的に有用であると考えられる。
アトピー性皮膚炎
測定法文献
安江 智美,他:アレルギーの臨床 34(10):880~885, 2014.
臨床意義文献
藤澤 隆夫,他:日本小児アレルギ-学会誌 19(5):744~757, 2005.