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○黄色ブドウ球菌エンテロトキシンB
項目コード:3808
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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黄色ブドウ球菌エンテロトキシンB
5A100-2542-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 3~5
-
110
※6
-
FEIA
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。 - クラス 0 0.35未満 (UA/mL)
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黄色ブドウ球菌エンテロトキシンB
備考
※1
判定基準,アレルゲン一覧表は下記をご参照ください。
アレルゲンは一時的に入手不可能なものがありますので,あらかじめご了承ください。
診療報酬
D015(13)
特異的IgE半定量・定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
特異的IgE (シングルアレルゲン) FEIA法 (判定基準)
クラス | 特異的IgE抗体価 (UA/mL) | 判定 |
---|---|---|
0 | 0.35未満 | 陰性 |
1 | 0.35~0.70未満 | 疑陽性 |
2 | 0.70~3.50未満 | 陽性 |
3 | 3.50~17.5未満 | |
4 | 17.5~50.0未満 | |
5 | 50.0~100未満 | |
6 | 100以上 |
臨床意義
黄色ブドウ球菌(Staphyloccus aureus)はアトピー性皮膚炎(AD)の患者から高率に検出されます。これらの多くはエンテロトキシンを始めとする毒素を産出します。エンテロトキシンは,アレルゲンとして肥満細胞から化学伝達物質を放出させる他,スーパー抗原として細胞を非特異的に活性化させたり,局所の細胞または浸潤細胞から起炎症サイトカインを遊離させて,アトピー性皮膚炎を悪化させると言われています。血中エントロキシンA(SEA)およびエンテロキシンB(SEB)に対するIgE抗体はAD患者において検出され
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
アレルギー性疾患, 気管支喘息
参考文献
測定法文献
奥田 勲 他:医学検査 46-10-1525~1530 1997
臨床意義文献
遠藤 繁 他:アレルギ-の臨床 16-10-769~774 1996