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○エストラジオール(E2)(2019年11月26日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:2140
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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エストラジオール(E2)(2019年11月26日ご依頼分をもって受託中止)
4F025-0000-004-002 -
蓄尿
3 - U00
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- 9~15
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RIA硫安塩析法
RIA(Radio immunoassay)
放射性免疫測定法
抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。 - 下記参照
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備考
※C
性別を明記してください。また妊婦の場合は妊娠週数を明記してください。
容器
U00 旧容器記号 Y
尿用容器
貯蔵方法:室温
補足情報
[2139, 2140, 2141] エストロゲン分画基準値(尿中)
[4339 1] [5599 2] [9014] 3分画 [5121 1] [4542 5] [213905] [2139] E1 [5841 8] [4543 4] [214005] [2140] E2 [5122 9] [4544 3] [214105] [2141] E3
エストロン (E1) | エストラジオール (E2) | エストリオール (E3) | |||
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非妊婦 | 女性 | 卵胞期 | 1.00~8.00 | 0.50~5.00 | 1.00~8.00 |
排卵期 | 2.00~20.0 | 2.00~10.0 | 2.00~20.0 | ||
黄体期 | 5.00~20.0 | 5.00~20.0 | 5.00~30.0 | ||
男性 | 0.30~10.0 | 0.10~3.00 | 0.30~10.0 | ||
妊婦 | 21~24週 | 410~2630 | 369~1270 | 6700~23700 | |
25~28週 | 465~3140 | 368~1500 | 8250~31500 | ||
29~32週 | 379~3360 | 582~1500 | 9450~33400 | ||
33~36週 | 445~3960 | 561~2530 | 11500~74200 | ||
37~40週 | 465~5490 | 683~3130 | 17400~87300 |
臨床意義
エストロゲンは,代表的な女性性ステロイドホルモンであり,標的臓器の細胞質内レセプターと結合して作用する。エストロゲンとしては,現在20種類以上確認されているが,エストロン,エストラジオール,エストリオールの3つが主である。このうち,生理活性の最も高いエストラジオールが重要となる。
エストラジオールは,主として卵巣から産生され,卵胞発育に伴い特徴的な分泌パターンを示し,妊娠中は,胎盤性エストロゲンの一部として大量分泌される。また,性腺系の発育増殖をつかさどるほか,骨代謝に関与し,骨格の成長効果を持つ。妊娠時における胎盤機能の指標として,思春期,不妊症,更年期,閉経婦人における卵巣機能の評価として重要な意味をもつ。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
エストロゲン産生腫瘍, 副腎皮質過形成(男子), 卵巣過剰刺激症候群
低値疾患
黄体機能不全, 無月経, 卵胞発育障害
参考文献
測定法文献
牧野 拓雄 他:日本内分泌学会雑誌 50-4-788~796 1974
臨床意義文献
清水 幸子 他:日本臨床 53-増-553~565 1995