現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

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項目コード:特依
検査項目
JLAC10
FISH(Fluorescence in situ hybridization)
蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。
※1
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。新生児採血において,必要検体量に満たない場合はご相談ください。
染色体検査のご提出について 検体は採取後,当日中にご提出ください。
倫理指針対象(下記参照)
下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。
D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
ターナー症候群は,スフィンクス様顔貌,翼状頸を示し新生時期には,手足リンパ浮腫が認められる。卵巣形成不全のため,第二次性徴を発現せず,不妊となる。クラインフェルター症候群は,背が高く,女性化乳房,睾丸矮小などの特徴を示す。男子不妊症の2.5%,無精子症の15%に認められる。いずれの疾患もX染色体の数の異常を有する。本検査は,X染色体の数の異常の検索に有用。
クラインフェルター症候群, ターナー症候群
測定法文献
稲澤 譲治:臨床FISHプロトコ-ル 阿部達生監修 (秀潤社) 90~95 1997
臨床意義文献
新美 仁男 他:臨床染色体診断法 (金原出版) 478~492 1996