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○フリーテストステロン〔RIA〕
項目コード:2407
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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フリーテストステロン〔RIA〕
4F070-0000-023-005 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 3~7
-
159
※5
-
RIA固相法
IRMA(Immuno radio metric assay)
免疫放射定量法
RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。 - 下記参照
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フリーテストステロン〔RIA〕
備考
※1
午前中に採血してください。性別,年齢を明記してください。
診療報酬
D008(27)
遊離テストステロン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
フリーテストステロン〔RIA〕 年齢別・性別における基準値 (メーカー参考値)
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~29 | 7.6~23.8 | 0.4~2.3 |
30~39 | 6.5~17.7 | 0.6~2.5 |
40~49 | 4.7~21.6 | 0.3~1.8 |
50~59 | 4.6~19.6 | 0.8~1.7 |
60~69 | 5.3~11.5 | |
70以上 | 4.6~16.9 |
臨床意義
C19ステロイドのうち,睾丸由来のテストステロンは,胎生期初期に未分化性腺を男性型に分化誘導し,思春期男性における二次性徴の発育促進作用を示す. 女子では,副腎と卵巣起源のアンドロステンジオンからの転換生成物として重要である.生体内において直接生物活性を示すのはフリーテストステロンであり,アンドロゲン活性度をよく反映する. 肝疾患,甲状腺機能亢進症,妊婦などのSHBGに変動が見られる場合はテストステロンよりもフリーテストステロンの方が,これらの影響を受けず性腺機能を反映することより,フリーテストステロンを測定することが有用である。
参考文献
臨床意義文献
鈴木 啓悦:日本臨床 68(増7):471~474,2010.