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現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

ビタミンC (アスコルビン酸)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ビタミンC (アスコルビン酸)
    3G060-0000-031-204
    (血清中)除蛋白上清
    0.5
    M50

    ASS
    凍結
    (7日)
    遮光
    4~6
    296
    ※4
    HPLC

    HPLC(High performance liquid chromatography)
    高速液体クロマトグラフィー
    移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。

    5.5~16.8(血清中)(μg/mL)

備考

※1
正確に血清0.5mLを専用容器(M50)に加え,混和後遠心分離し,その上清を遮光ポリスピッツ(ASS)にてご提出ください。
採血後,直ちに血清分離し,正確に血清0.5mLを専用容器(M50)に加え,充分撹拌後,3000rpm5分間遠心分離し,その上清液を遮光ポリスピッツ(ASS)に移し替え,凍結してご提出ください。

診療報酬

D007(60)
ビタミンC
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

ビタミンCは食事により摂取し,小腸より吸収され体内臓器組織へ広く分布する。生化学的にはコラーゲンの合成,カルニチンの合成,副腎皮質ホルモンの合成,カテコールアミンの合成,過酸化脂質の分解,活性酸素の分解などに関与する。
わが国では古典的なビタミンC欠乏症の発生は稀であるが,成人病,老化現象,悪性腫瘍との関係に興味が持たれ,コレステロールの合成,ヒスタミンの放出,細胞性免疫機能,ウイルスの増殖,インターフェロンの産生,活性酸素障害などについて,ビタミンCとの関係が検討されている。また,外科手術後の創傷治療や伝染病疾患の免疫力を高め,ストレスの副作用を防ぎ,化学物質の解毒にもビタミンCは有用であるといわれている。
体内のビタミンC貯蔵量はおよそ4500mgで90日の欠乏食で壊血病となりえる。ビタミンCの測定値は臨床的なビタミンC欠乏症,潜在性ビタミンC欠乏状態の指標に有用である。

異常値を示す病態・疾患

低値疾患

Mo:ller-Balow病, 壊血病, 感染症

参考文献

測定法文献
Lykkesfeldt J et al:Analytical Biochemistry 229-329~335 1995
臨床意義文献
日本ビタミン学会編:ビタミンハンドブック2 水溶性ビタミン (化学同人) 171~191 1989

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