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抗甲状腺 マイクロゾーム抗体 (マイクロゾームテスト)(2022年12月1日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    抗甲状腺 マイクロゾーム抗体 (マイクロゾームテスト)(2022年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
    5G285-0000-023-117
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    37
    ※6
    PA

    PA(Particle agglutination)
    粒子凝集反応
    抗原または抗体を吸着(結合)させたゼラチン粒子など(感作粒子)を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体または抗原の存在を判定する方法。

    陰性 (100未満)(倍)

備考

&1

診療報酬

D014(03)
抗甲状腺マイクロゾーム抗体半定量
免疫学的検査判断料144点

  • 「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)」を「抗甲状腺マイクロゾーム抗体(マイクロゾームテスト)」と併せて実施した場合は,主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

抗マイクロゾーム抗体は,バセドウ病や橋本病で高率に陽性となるが,成人の検診でも数%~10%前後陽性を示す。これは,潜在性自己免疫性甲状腺疾患の存在を示すものと考えられる。また,各種自己免疫疾患,糖尿病(特にインスリン依存症)などでも陽性を示す。高力価を示す場合でも甲状腺機能とは必ずしも相関しない。しかし,自己免疫性甲状腺疾患の治療経過によって,しだいに力価が低下する。この場合でも陰性化することは少ない。妊娠や出産でも変動する。出産後,3~6ヵ月後に抗体価が増加したり顕在化することがある。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

バセドウ病, 亜急性甲状腺炎, 橋本病, 甲状腺腫瘍, 特発性粘液水腫, 膠原病

参考文献

測定法文献
土屋 彦治 他:臨床検査 28-1-99~101 1984
臨床意義文献
小林 功:日本臨床 53-増-414~417 1995

関連項目

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