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項目コード:3545 3
検査項目
JLAC10
PA(Particle agglutination)
粒子凝集反応
抗原または抗体を吸着(結合)させたゼラチン粒子など(感作粒子)を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体または抗原の存在を判定する方法。
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D014(03)
抗甲状腺マイクロゾーム抗体半定量
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
抗マイクロゾーム抗体は,バセドウ病や橋本病で高率に陽性となるが,成人の検診でも数%~10%前後陽性を示す。これは,潜在性自己免疫性甲状腺疾患の存在を示すものと考えられる。また,各種自己免疫疾患,糖尿病(特にインスリン依存症)などでも陽性を示す。高力価を示す場合でも甲状腺機能とは必ずしも相関しない。しかし,自己免疫性甲状腺疾患の治療経過によって,しだいに力価が低下する。この場合でも陰性化することは少ない。妊娠や出産でも変動する。出産後,3~6ヵ月後に抗体価が増加したり顕在化することがある。
バセドウ病, 亜急性甲状腺炎, 橋本病, 甲状腺腫瘍, 特発性粘液水腫, 膠原病
測定法文献
土屋 彦治 他:臨床検査 28-1-99~101 1984
臨床意義文献
小林 功:日本臨床 53-増-414~417 1995