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血中11-OHCS

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 血中11-OHCS
    4D035-0000-023-282
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~8
    60
    ※5
    蛍光法(De Moor変法)
    午前10時採血 7.0~23.0(μg/dL)

備考

&1

診療報酬

D008(02)
11-ハイドロキシコルチコステロイド(11-OHCS)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

副腎皮質で産生される糖質ホルモンの大部分はコルチゾールであるが,そのほかに少量のコルチコステロンもあり,それらの分泌量は脳下垂体ACTHによって調節されている。両者ともにステロイド核の11位にOH基を有するので11-ヒドロキシコルチコステロイド(11-OHCS)と総称されている。
副腎疾患の鑑別診断やACTHテスト,デキサメサゾン抑制試験など各種機能テストの結果の判定,治療効果の判定などに,本測定が利用された。Cushing症候群では,糖質ホルモンの過剰分泌を来たし,特に副腎癌,異所性ACTH症候群で分泌著増の傾向があり,また正常人に見られる分泌の日内変動が本症で消失することも大きな特徴の一つである。副腎機能低下症において,副腎原発性のアジソン氏病と下垂体ACTH分泌減少による二次性のものとの鑑別にはACTH刺激後の本測定が有用であるとされたが,現在はコルチゾールの測定が主に行われる。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

ACTH 単独欠損症, Addison 病, Waterhouse-Friderichsen 症候群, 甲状腺機能低下症, 先天性PBG 減少症, 汎下垂体機能低下症, 副腎性器症候群, 副腎不全

上昇する疾患

Cushing 症候群, Cushing 病, ストレス, 異所性ACTH 産生腫瘍, 甲状腺機能亢進症, 妊娠, 副腎癌

参考文献

測定法文献
宇田川 美佐子 他:臨床化学 5-3-321~325 1977
臨床意義文献
下山 晶士 他:臨床検査 28-5-521~530 1984

関連項目

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