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項目コード:6745 8 / 014883701
検査項目
JLAC10
酵素抗体法
目的とする抗原に対して,酵素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
酵素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して未標識の抗体を反応させた後,酵素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。
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受託可能日は月~金曜日です。血液は採血後,速やかにご提出ください。採血後24時間以内の血液を使用しない場合,検出率の低下が認められます。
下図の容器に採血し,よく混和させ,室温保存してください。採血後速やかにご提出ください。
採血後24時間以内の血液を使用しない場合,検出率の低下が認められます。
D012(57)
サイトメガロウイルスpp65抗原定性
免疫学的検査判断料144点
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
活動性サイトメガロウイルス感染症は骨髄,腎臓,肝臓移植,後天性免疫不全症候群(AIDS)および自己免疫疾患などの免疫抑制下の患者では,極めて重篤かつ多様な合併症を引き起こすことが知られている。腎移植患者では,全体の40~70 %が活動性サイトメガロウイルス感染症に罹患し,このうち10~20 %が間質性肺炎,持続性発熱,胃腸炎等の臨床症状を呈するとの報告もあり,臨床の現場では,疾患のモニタリングあるいは適切な治療計画立案上,迅速な活動性サイトメガロウイルス感染症の診断が望まれている。本項目は白血球中のサイトメガロウイルス抗原を検出し,活動性サイトメガロウイルス感染症を早期にかつ迅速に診断することが可能である。
間質性肺炎, 先天性CMV感染症, 伝染性単核症, 日和見感染, 網膜炎
測定法文献
権藤 久司 他:臨床血液 34-11-1438~1444 1993
臨床意義文献
高橋 公太 他:今日の移植 7-4-369~378 1994