現在のラボ:MUQSラボ

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項目コード:7275 9
検査項目
JLAC10
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで、標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い、蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。
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判定基準、アレルゲン一覧表は下記をご参照ください。
アレルゲンは一時的に入手不可能なものがありますので、あらかじめご了承ください。
D015(13)
特異的IgE半定量・定量
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
クラス | 特異的IgE抗体価 (UA/mL) | 判定 |
---|---|---|
0 | 0.35未満 | 陰性 |
1 | 0.35~0.70未満 | 陽性 |
2 | 0.70~3.50未満 | |
3 | 3.50~17.5未満 | |
4 | 17.5~50.0未満 | |
5 | 50.0~100未満 | |
6 | 100以上 |
オボムコイドは、卵白アルブミン、オボトランスフェリン、リゾチームと並び、卵白中の主要蛋白として知られています。特にオボムコイドは、他の成分に比べ耐熱性が高く熱に安定です。そのため、オボムコイドIgE抗体に陽性を示す患者は、生卵に加え、固ゆで卵などの加熱卵や卵の加工食品にも反応すると考えらえています。また、加熱卵に対して反応しない患者では、オボムコイドIgE抗体が低値を示すとされています。本検査は、加熱卵摂取(加熱卵除去解除)の指標として、卵除去治療を行っている患者にとって有用な検査であると考えられます。
アレルギー性疾患、気管支喘息
測定法文献
奥田 勲,他:医学検査 46(10):1525~1530, 1997.
臨床意義文献
安藤 仁志,他:日本小児アレルギ-学会誌 13(1):43~49, 1999.