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○オボムコイド
項目コード:271702
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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オボムコイド
5A100-2491-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
-
110
※6
-
FEIA
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。 - クラス 0 0.35未満 (UA/mL)
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オボムコイド
備考
#1
判定基準,アレルゲン一覧表は下記をご参照ください。
アレルゲンは一時的に入手不可能なものがありますので,あらかじめご了承ください。
診療報酬
D015(13)
特異的IgE半定量・定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
特異的IgE (シングルアレルゲン) FEIA法 (判定基準)
クラス | 特異的IgE抗体価 (UA/mL) | 判定 |
---|---|---|
0 | 0.35未満 | 陰性 |
1 | 0.35~0.70未満 | 疑陽性 |
2 | 0.70~3.50未満 | 陽性 |
3 | 3.50~17.5未満 | |
4 | 17.5~50.0未満 | |
5 | 50.0~100未満 | |
6 | 100以上 |
臨床意義
オボムコイドは,卵白アルブミン,オボトランスフェリン,リゾチームと並び,卵白中の主要蛋白として知られています。特にオボムコイドは,他の成分に比べ耐熱性が高く熱に安定です。そのため,オボムコイドIgE抗体に陽性を示す患者は,生卵に加え,固ゆで卵などの加熱卵や卵の加工食品にも反応すると考えらえています。また,加熱卵に対して反応しない患者では,オボムコイドIgE抗体が低値を示すとされています。本検査は,加熱卵摂取(加熱卵除去解除)の指標として,卵除去治療を行っている患者にとって有用な検査であると考えられます。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
アレルギー性疾患, 気管支喘息
参考文献
測定法文献
奥田 勲 他:医学検査 46-10-1525~1530 1997
臨床意義文献
安藤 仁志 他:日本小児アレルギ-学会誌 13-1-43~49 1999