現在のラボ:MUQSラボ

項目コード:K416 9 / 019100802
検査項目
JLAC10
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
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HBs抗原量の少ない検体は,判定保留となる場合があります。
D013(14)
HBVジェノタイプ判定
免疫学的検査判断料144点 ◇
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
HBVは、その遺伝子配列の違いにより8種類の遺伝子型に分類されます。日本で報告されているゲノタイプは主としてC型であり、地域によってB型が多い地域があります。このゲノタイプによって、B型肝炎の臨床症状や治療応答性が異なることが明らかにされており、B型の方がC型よりインターフェロンの治療効果が高く、C型は予後が悪いとの報告が出されています。近年、海外に多かったA型が日本においても増えてきており、B型やC型では稀な大人で急性肝炎を起こした症例でも、慢性化するとの報告があり、ますますゲノタイプ測定の重要性が高まっています。
測定法文献
田中 靖人,他:臨床病理 57(1):42~47,2009.
臨床意義文献
ETURO ORITO,他:HEPATOLOGY 34(3):590~594,2001.