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項目コード:E149 2 / 019690121
検査項目
JLAC10
酵素法
測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。
凍結保存は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。依頼書に臨床診断名をご記入ください。
D007(33)
イヌリン
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
尿用容器
貯蔵方法:室温
糸球体濾過量(glomerular filtration rate:GFR)は腎機能の中で最も基本的なものである。糸球体病変により意図球体濾過機能が破壊されGFRが低下すると、特にそれが30mL/分以下になると十分に生態代謝産物が排泄できなくなる。このような病態が腎不全であり、尿毒症症状を呈するようになる。このことからGFRが腎機能を代表する指標とされており、臨床的にGFRを測定することはきわめて意義が深い。 GFRの測定物質として理想的なものはイヌリンとされているが、その腎クリアランスはGFRと等しい。
測定法文献
木全 伸介,他:医療と検査機器・試薬 28(2):143~149、2005
臨床意義文献
折田 義正:日本腎臓学会誌 47(7):804~812、2005