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○IgM-HA抗体
項目コード:E664 0 / 019761002
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
IgM-HA抗体
5F350-1432-023-051 -
血清
0.4 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
-
146
※6
-
CLIA
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。 - 下記参照
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IgM-HA抗体
備考
&1
診療報酬
D013(08)
HA-IgM抗体
免疫学的検査判断料144点 ◇
- 「HA抗体」と「HA-IgM抗体」を同時に測定した場合は、一方の所定点数のみを算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
肝炎ウイルス項目の判定基準
検査項目 | 陰性 (-) | 保留 (±) | 陽性 (+) | |
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HA抗体〔CLIA〕 | S/CO | 1.00未満 | 1.00以上 | |
IgM-HA抗体〔CLIA〕 | S/CO | 0.80未満 | 0.80~1.20 | 1.21以上 |
HCV抗体 (第3世代) | COI | 1.0未満 | 1.0以上 |
臨床意義
ヒト血清および血漿中のIgM型HAV抗体を検出する。A型肝炎は一過性の疾患であり、しばしば、特に小児の場合、不顕性感染を呈することがある。A型肝炎の顕性感染は、B型またはC型肝炎ウイルス感染との臨床的な区別が難しく、適正な診断を行うには血清学的検査が重要な手段である。A型肝炎の急性期には、IgM型HAV抗体が患者の血清中に出現し、ほとんどの場合において発症時に検出が可能である。多くの場合、IgM型HAV抗体は感染初期の1ヶ月にピークを迎え、その後最大6ヶ月間持続する。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
A型肝炎
参考文献
測定法文献
矢野 公士 他:医学と薬学 58(1):151~161 2007
臨床意義文献
藤原 慶一 他:日本臨床 63(増7):401~403 2007