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項目コード:C953 1/039500802
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
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●結果形式について
APOA2-ATが3.25未満、APOA2-TQが5.75未満のいずれか、もしくは両方を満たす場合、APOA2-i Indexは0.0となります。
D009(35)
アポリポ蛋白A2(APOA2)アイソフォーム
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
アポリポ蛋白A2(以下、APOA2)は、高比重リポタンパク質(High Density Lipoprotein:HDL)の主要構成成分の1つで、主に肝臓や小腸で産生され、同一蛋白質が連結された二量体として、血中に大量に存在しています。完全長ではC末端が「A(アラニン)T(スレオニン)Q(グルタミン)」となりますが、ここから1アミノ酸、もしくは2アミノ酸が欠失したアイソフォームを持ちます。
最近の研究において、膵癌患者の血中にてAT/TQ二量体の濃度が減少することが報告され、発見が困難である膵癌の診断補助となることが期待されています。
本検査は、2種類のAPOA2アイソフォーム(APOA2-AT、APOA2-TQ)濃度を測定し、相乗平均により算出されるインデックス値(APOA2-i Index)を報告します。
膵癌
測定法文献
十亀 麻子,他:医学と薬学 80(11):1089~1096, 2023.
臨床意義文献
Kashiro A, et al:J Gastroenterol. DOI 10.1007/s00535-023-02072-w, 2024.