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アミラーゼアイソザイム

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • アミラーゼアイソザイム
    3B165-0000-023-233
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    48
    ※4
    アガロースゲル電気泳動法

    電気泳動法
    荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
    水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。

    TOTAL-S 36.0~84.3 TOTAL-P 15.7~64.0 (%)
その他の受託可能材料

備考

1

診療報酬

D007(14)
アミラーゼアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「トリプシノーゲン2(尿)」と、「アミラーゼ」、「リパーゼ」、「アミラーゼアイソザイム」、「トリプシン」又は「エラスターゼ1」を併せて実施した場合には、いずれか主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

正常人血中および尿中アミラーゼアイソザイムは,fast-γ位のP型とpre-γ位のS型活性帯が主であるが,このほかに,Sよりさらに陽極側に2,3のS型サブバンドがみられる。

異常値を示す病態・疾患

P上昇

急性膵炎, 慢性膵炎再燃期

S上昇

悪性腫瘍(卵巣癌,肺癌,骨髄腫), 肝障害, 急性耳下腺炎, 手術後, 糖尿病, 肺疾患

その他

マクロアミラーゼ(免疫グロブリンなどが結合し,高分子化したもの)

参考文献

測定法文献
星野 忠,他:日本臨床検査自動化学会会誌37(3):293~297,2012.
臨床意義文献
小川 道雄:胆と膵 1-9-1181~1198 1980

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