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NCC-ST-439

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • NCC-ST-439
    5D200-0000-023-023
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    112
    ※5
    腫2
    EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    女性 
    49歳以下 7.0未満
    50歳以上 4.5未満
    男性 4.5未満(U/mL)

備考

1

診療報酬

D009(06),B001(03ロ)
NCC-ST-439,悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○

容器

補足情報

臨床意義

国立がんセンター広橋,渡辺らがヒト胃癌細胞株St-4をヌードマウスに免疫して作成されたモノクローナル抗体であり,NCC-ST-439が認識するシアル酸をもつ糖鎖抗原である。正常組織の唾液腺,気管支腺,肝細胞,膵ラ氏島細胞などに分布する。乳腺,肺,胃,大腸,膵臓,胆道系などの癌の診断に有用であり,また,これらの癌の治療後のフォローアップなどに測定の有用性が認められる。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患-良性

膵疾患

上昇する疾患-悪性

胆道癌, 乳癌, 膵癌

参考文献

測定法文献
吉岡 久 他:臨床病理 35-11-1233~1238 1987
臨床意義文献
大倉 久直 他:癌と化学療法 14-6-1901~1906 1987

関連項目

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