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項目コード:3038
検査項目
JLAC10
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
※1
D009(06),B001(03ロ)
NCC-ST-439,悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
国立がんセンター広橋,渡辺らがヒト胃癌細胞株St-4をヌードマウスに免疫して作成されたモノクローナル抗体であり,NCC-ST-439が認識するシアル酸をもつ糖鎖抗原である。正常組織の唾液腺,気管支腺,肝細胞,膵ラ氏島細胞などに分布する。乳腺,肺,胃,大腸,膵臓,胆道系などの癌の診断に有用であり,また,これらの癌の治療後のフォローアップなどに測定の有用性が認められる。
膵疾患
胆道癌, 乳癌, 膵癌
測定法文献
吉岡 久 他:臨床病理 35-11-1233~1238 1987
臨床意義文献
大倉 久直 他:癌と化学療法 14-6-1901~1906 1987