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○ヒトパピローマウイルスDNA(ハイリスクグループ)(LBC)
項目コード:774140059 774140043 774140060 / 741446 4 741444 6 741445 5
-
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ヒトパピローマウイルスDNA(ハイリスクグループ)(LBC)
5F101-1440-076-842
5F101-1440-076-842
5F101-1440-076-842 -
下記参照
- V41
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(1ヵ月)
- 3~5
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347
※7
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液相(核酸)ハイブリダイゼーション
液相(核酸)ハイブリダイゼーション
液相中でrRNAを遊離させ,化学発光物質で標識したDNAプローブを用いてハイブリダイゼーションを行い,ハイブリッドを分離剤に吸着させた後,化学発光により検出する方法。 - 陰性
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ヒトパピローマウイルスDNA(ハイリスクグループ)(LBC)
備考
1
検体量(mL) | 容器 | 保存 (安定性) | 実施料 判断料 |
---|---|---|---|
子宮頸部 | V41 | (1ヵ月) | 350※7 |
腟内容 | 350※7 | ||
子宮腟部 | 350※7 |
診療報酬
D023(10)
HPV核酸検出
微生物学的検査判断料150点
- ア 「HPV核酸検出」及び「HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)」は、予め行われた細胞診の結果、ベセスダ分類上ASC-US(意義不明異型扁平上皮)と判定された患者又は過去に子宮頸部円錐切除若しくはレーザー照射治療を行った患者に対して行った場合に限り算定できる。なお、過去に子宮頸部円錐切除又はレーザー照射治療を行った患者以外の患者については、細胞診と同時に実施した場合は算定できない。
イ 「HPV核酸検出」と「HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)」を併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。
容器
V41 旧容器記号 f6
内容:メタノール55%
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年6ヵ月
補足情報
V41 (旧容器記号 f6) 検体取り扱い方法
採取方法
- 子宮頸部の細胞を採取する
綿棒以外の採取器具 (ブラシ、スパーテル) を用いて細胞を採取してください。
- 細胞を洗い落とす
採取器具を容器に入れ、容器の底で採取器具の先端が広がるように 10回程度押し付けた後、強くかき回して採取した細胞を洗い落としてください。
- しっかりフタを閉める
採取器具を取り出し、蓋の黒いラインが容器本体の黒いラインを左に超えるように、 しっかり蓋を閉め、室温保存してください。
(注) 採取器具の先端は容器に残さないでください。
[ご注意]
妊婦より細胞を採取する場合は、安全性を考慮し、ブラシ、スパーテル等などの採取器具の使用は避け、綿棒を使用してください。
ただし、綿棒で検査に必要な細胞量を採取するために、採取前に別の綿棒で粘液を除去し、
採取に使用した綿棒を保存液中で充分にすすぎ、採取した細胞を洗い落としてください。
容器には綿棒の先端を残さないで室温保存してください。
また、綿棒では無理な力がかかりますと折れる可能性がありますので充分にご注意ください。
臨床意義
HPVは、DNAの塩基配列の相同性により現在までに100種類以上に分類され、これらはその病理学的診断により、ハイリスク型、ローリスク型の2つのグループに大別することができる。また、近年、子宮頸癌の主なリスク因子がHPV DNAであることが明らかになっており、特に16、18型を主としたハイリスク型に分類されるHPV DNAは、子宮頸癌発生の予測因子として位置づけられている。従って、本検査によるハイリスク型HPV DNAの検出は有用である。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
子宮頸癌, 尖圭コンジローマ
参考文献
測定法文献
Ko.V et al:Cancer Cytopathology 108(6):468~474,2006.
臨床意義文献
石 和久,他:臨床検査51(8):857~860,2007.